(御義口伝 御書一七八七頁五行目) 病とは三毒の煩悩なり。 仏菩薩に於ては不老は釈尊、不死は地涌と顕はれたり。 是は滅後当今の衆生を説かれたり。 然れば病とは謗法なり。 此の経を受持し奉る者は病即消滅疑ひ無きなり。 今日蓮等の類南無妙法蓮華経と唱へ奉る者是なり。 (通解) 病とは貪瞋癡の三毒の煩悩である。 仏や菩薩に於いては不老は釈尊であり、不死は地涌の菩薩である。 この薬王品は釈尊滅後、末法今時の衆生の為に説かれたのである。 しかれば病とは謗法である。この御本尊を受持する者は病が即座に消滅することは疑いない。 今、南無妙法蓮華経と唱える日蓮や弟子檀那がこれである。 |